【決断できた】すべては導かれているの要約と私が行動したこと

すべては導かれている

「申し訳ございませんが、来年の3月末をもって退職させていただきます」

私は導かれるまま、そのように言葉を発していました。

実際は、何回もシミュレーションして、緊張しながら上司にお伝えしたのですが、私の決意は固く、その熱意を伝えることができました。

その背景には強い「覚悟」があったからです。

その覚悟は「すべては導かれている」を読み、得ることができました。

自己啓発書をはじめとし、90冊余の著書を持つ田坂広志氏の代表作「すべては導かれている」は田坂広志氏が自身の逆境を乗り越えたストーリーを交えながら、物事の捉え方・解釈の仕方を分かりやすく解説してくれている。

田坂氏は言う「あなたが覚悟を定めたならば、人生の風景が変わる。そして、心の奥深くから逆境を越えていく力と叡智が湧き、想像を超えたこと、不思議なことが起こり始める」と。

本書は「逆境を越え、人生を拓く五つの覚悟」と題して、5話に分かれて書かれていますが、本記事では、その中で私が最も影響を受けた、第1の覚悟と第2の覚悟を要約しながら、私が起こした行動を記していきます。

目次

すべては導かれている(要約)~第1の覚悟:自分の人生は、大いなる何かに導かれている

自分の人生は、大いなる何かに導かれている

「縁」を感じるとき

あなたもきっと感じたことがあると思います。特定の人との出会いや出来事が、まるで導かれているかのように人生を好転させる瞬間を。

日本人の多くが大切にする「縁」という感覚は、この導きを信じる心から生まれます。

例えば、ある出会いや出来事が「これも何かのご縁」と感じられた時、それは大いなる何かに導かれている証です。

この感覚を大切にすることで、日々の出来事に深い意味を見出し、前向きに受け止める力が湧いてきます。

不運なことも、導かれたできごと

仕事や家庭で思い通りにいかないことって、どうしてもありますよね。でも、それも実は「導かれた出来事」だとしたら、どう感じますか?

著者の田坂広志氏もかつて、大学に残りたいという夢が突然の不運で閉ざされました。でもそのおかげで新たなビジネスの道が開け、自分の可能性を大きく広げることができたんだそうです。

私はというと、記事執筆時点の約1年前、娘がメンタル不調になり、続いて妻も不調に陥りました。

そんなとき、私は会社でプロジェクトリーダーをしており、顧客の無謀な要求が続き炎上したプロジェクトの火消しのため、毎日夜遅くまで働いていました。

「家族がピンチのときに何をしているのだろう」、「なんで自分ばかり不運に見舞われるのか」と思っていた時に、本書「すべては導かれている」に出会いました。

そして、この不運も何かに導かれているのか・・・。

今、自分が最優先すべきことは何か?・・・と考え、

このとき、会社の退職と脱サラ、マンションの売却と引越しを決断しました。

今考えると、慎重で優柔不断な私がよく決断できたと不思議に思います。

今あなたが直面している逆境も、未来から振り返れば、実は素晴らしい転機だったと思える日が来るかもしれません。不運だと思う出来事も、実は人生を豊かにするための導きかもしれません。

すべては導かれている(要約)~第2の覚悟:人生で起こること、すべて、深い意味がある

人生で起こること、すべて、深い意味がある

日本人の多くが自然に身につけている「意味を感じる」能力

私たち日本人は、人生の出来事に何かしらの意味を感じることが多いですよね。例えば、大事な出張がキャンセルになった時、「なんて運が悪いんだろう」と思うかもしれませんが、少し考えると「これにも何か意味があるのかもしれない」と感じることがありませんか?

この感覚を大切にすると、どんな出来事も深い意味を持つものとして捉えられ、心の中に不安や恐怖が生まれにくくなります。

日常の小さな出来事にも意味を見出すことで、前向きな気持ちで毎日を過ごせるようになります。

逆境を乗り越えるための解釈力

逆境に直面した時、それをどう解釈するかがとても大切です。例えば、仕事でトラブルがあった時に「これはあの人のせいだ」と考えるのは簡単ですが、それでは自分の成長には繋がりません。

逆境の意味を深く考え、「この出来事は私に何を教えようとしているのか」と問いかけることで、解釈力が養われます。

また、心の中の小さなエゴに左右されないことも重要です。

怒りや憎しみなどの感情が湧いた時、その感情を否定せず、ただ静かに見つめることで心の中のエゴを鎮めることができます。

このようにして冷静に物事を解釈する力を持つと、逆境を乗り越える力が湧いてきます。どんな困難も、自分の成長のチャンスと捉えることができれば、前向きに乗り越えられるはずです。

私もあの決断以降、怒ったり、イライラしたりすることが無くなりました。

一瞬イラッとすることはあるのですが、「ん?これは私に何を教えようとしているのか」と思い立ち、自分の成長につながるキッカケだと解釈することによって、イライラが収まるのです。

この解釈力は私の宝物になりました。

すべては導かれているの要約まとめ

いかがだったでしょうか?

私が「すべては導かれている」を手に取ったのが2024年1月のことで、退職、脱サラ、マンション売却、引越しを決断したのが、その直後です。

実は、その後トントン拍子に事は進んでおり、執筆時点の2024年7月には、2025年3月末で22年勤めた会社を退職することが決定しており、マンション売却と引越しも決まっています。

「すべては導かれている」を読んでなかったらこれらの決断はできてなかったかもしれません。

そう思うと、本書に出会ったことも導かれたものだったのでしょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

この記事を読んでいただいたのも、何かのご縁です。

もしあなたが今、逆境のさなかにいる場合、何かに導かれているのかもしれません。

ぜひ「すべては導かれている」を読み、逆境を乗り越えるキッカケを得てください。

すべては導かれているの書籍は単行本と文庫本があり、文庫本の方が安いため、リンクを載せておきます。

この記事を書いた人
  • 24年目のITエンジニア
  • 50歳の節目で脱サラを目指し奮闘中
  • ネットショップと投資が好き
  • 年1回海外に家族旅行に行くのが夢

X(Twitter):(@evolution_Avi

すべては導かれている

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