多忙なITエンジニアが働きながら資格を取るスケジュール管理方法

ペースを意識したスケジュール管理で働きながら資格を取る方法
後輩くん

資格取得のために勉強していますが、挫折しそうです💦

ITエンジニアで資格取得のために勉強している方は多いですが、プロジェクトの追い込み時期だったり、家事・育児をしながら続けていると、挫折しそうになります。

どうすれば挫折しないスケジュール管理ができるでしょうか?

この記事では、途中でさまざまなトラブルがあっても最終的に目標に到達できるスケジュール管理方法を解説します。

一言でいうと、リスケを前提としたスケジュール管理だが、最初に決めたトータル勉強時間はやりきるという方法です。

IT業界に関わらず、どの資格でも流用はできますが、当サイトでは以下のIT資格取得のための情報を発信しています。

それぞれ具体的な勉強方法を解説していますので、合わせてご覧ください。

この記事を書いた人

ITエンジニア歴23年(現役)
マネージャ兼、金融系エンジニア
二種、ソフ開、システムアーキテクト、プロジェクトマネージャを保有しています。

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目次

前提事項

前提事項

スケジュール管理の前提として、目的を決める、トータル勉強時間を決めるという2つのことににいて説明します。

以下の記事から来られた方は読み飛ばしていただいてOKです。

  • 【2022年】失敗しない応用情報技術者試験の計画の立て方と勉強法
  • 【2022年】プロジェクトマネージャ試験を狙って獲る勉強方法

目的を決める

資格を取ることだけが目的の場合、挫折しそうになったときに踏みとどまる理由が無くなってしまいます。

自分の市場価値を上げて憧れの企業に転職したいのか、5年後にフリーランスになりたいのか、あくまで資格を取ることは途中結果でその先になりたい自分(目的)があるはずです。

その真の目的を明確にしておきましょう。

5年後なりたい自分になるために必要なもの

トータル勉強時間を決める

この後説明するスケジュール管理方法は、トータル勉強時間をやりきることを目標にします。

そして、現時点のペースでトータル勉強時間やりきれるかを可視化して進捗を把握します。

なぜトータル勉強時間で合格ラインを決めるのか?
それはゴールが明確になり、常にペースを把握・調整できるからです。

勉強をすれば必ずゴールに近づくため、モチベーションも保てますし、「折り返し地点で80時間か、もっとペースを上げよう」とか、「第1章に5時間も掛けてしまった、これでは参考書の読破だけで60時間使ってしまうので、ある程度理解しているところは読み飛ばそう」など調整しながら進めます。

トータル勉強時間を決め、その時間やりきることを目標にすることで挫折しにくくなります。

参考書の読破+過去問実施で目標を決める
トータル勉強時間で目標を決める

進捗管理表の作成方法

進捗管理表の作成方法

進捗管理表のダウンロード

この記事ではMicrosoft Excelを使って進捗管理表を作成していきます。

Googleスプレッドシートでも作成できるように、作り方は解説していきます。

進捗管理表は以下の3シートで構成されています。

シート名用途
日程管理勉強開始から試験前日までのカレンダーを使いトータル勉強時間を計算する
実績管理勉強時間の予実管理を行う。常に直近のスケジュールを立てながら進める
進捗管理進捗をグラフで確認しながら、残り時間で何をやるかを検討する
日程管理シート
実績管理シート
進捗管理シート

Microsoft Excelの進捗管理表テンプレートは以下からダウンロードできますので、好きにカスタマイズしてご使用ください。

平日・休日の勉強時間を決める

まず勉強を開始する日から試験日までの平日と休日の勉強時間を決めます。

曜日で時間を変えたり、土日と祝日で時間を変えてもよいですが、今回の例は以下のようにします。

種類勉強時間
平日1時間30分
休日4時間

そして、試験日までのカレンダーを作り、合計時間を計算します。

トータル勉強時間を計算する

今回の例では以下のようになりました。

種類日数合計時間
平日40日40 × 1.5時間 = 60時間
休日22日22 × 4時間 = 88時間

合計148時間です。

改めて、試験前日までに148時間勉強できそうかを考え。「いける」と判断したら、勉強を開始します。

実績管理表を作る

以下のような実績管理表を作り、試験日までの計画時間を入力します。

実績管理表を作る
項目入力のしかた
月・日・曜日試験日までの月・日・曜日
区分平日・休日のどちらか
計画時間勉強する予定の時間
計画累計上図のように計算式を入れる
実績時間初期は何も入力しない
実績累計計画累計と同じ要領で計算式を入れる

進捗管理表を作る

次に進捗管理表を作ります。

①グラフを挿入する

新しいシートを作り、折れ線グラフを挿入します。

グラフを挿入する

②データを選択する

白紙のグラフを右クリック、「データの選択」→「グラフデータの範囲」をクリックします。

データを選択する1

「実績管理」シートを選択し、 計画時間~実績累計を範囲選択します。

凡例項目(系列)から「計画時間」、「実績時間」のチェックを外します。

横(項目)軸ラベルから「編集」をクリックします。

データを選択する2

「実績管理」シートを選択し、 月~日を範囲選択し、「OK」ボタンをクリックします。

データを選択する3

グラフタイトルを変更し、凡例を追加します。

グラフを整形する
あび先輩

これですべて完成です

進捗管理のしかた

大まかなスケジュールを考える

この進捗管理は直近のスケジュールだけを立てていく方法ですが、最初に大まかにどのように勉強を進めていくかを決めておいてください。

何の勉強をどのくらいするか、ざっくり分かっていればOKです。

ざっくりスケジュール

直近のスケジュールを記入する

進捗管理表を作ったら、直近1~2週間の計画を立てます。

直近の計画を立てる
後輩くん

試験直前までの計画を立てないのですか?

試験直前までの計画は立てません。

なぜかというと、計画どおりに行かないことを見越しているからです。

特に勉強を開始してからの序盤は、参考書を読むにしても、過去問を解くにしてもどのくらい時間がかかるのか正確に見積もることができません。

また、仕事が忙しかったり、思うように勉強が進まなかった場合に、計画と実績が乖離している状況に耐え切れず挫折してしまいます。

そのため、計画は直近のみ立てて、常にリスケしながら進めます。

こうすることによって、たとえ進捗が遅れたとしても、常に残り時間で何ができるかを考え最後まで勉強をやりきることがでるのです。

実績を記入する

日々、計画時間を勉強することを心掛け、1日の勉強が終わったら実績時間と実績の内容を入力していきます。

実績を入力する

空いている直近のスケジュールを埋める

勉強が進むにつれコツが掴めてくるため、どのくらいの時間をかければどんな勉強ができるか見積もりの精度が高まります。

その状態で空いている計画を埋めていきます。

1週間単位、2週間単位くらいの間隔で直近のスケジュールを立てるとよいでしょう。

スケジュールを埋める際は、残り時間を意識して、試験前日にやることがすべて終わるように計画を立てます。

参考書を読むのに時間がかかって遅れている場合、ある程度理解しているところを飛ばすとか、午後問題を思い切って絞るとか調整します。

試験は60%得点が取れれば合格します。そのためやりすぎ注意です。

ときどき、午前は完璧に勉強したけど、午後は時間が足りず結果不合格になったという人を見かけます。

この場合、午前にかけた時間の一部を午後に割り当てることで合格できた可能性があります。

このような柔軟な調整をできるようにするため、定期的に過去問を解いてどのくらい得点が取れるのかを把握しながらスケジュール調整をしましょう。

遅れてきたときの対応方法

これがすべてスケジュール通り勉強を終えたグラフです。

遅れてきたときの対応方法

しかし、現実はこんなに上手くはいきません。

以下は私がプロジェクトマネージャー試験に合格したときの進捗管理表です。
※縦軸は「分」で計算しています。トータル勉強時間は120時間で設定していました。

筆者がプロジェクトマネージャに合格したときのスケジュール管理

試験の5か月前と余裕をもってスタートしたため、スタートからいきなり遅れました。

そして、2か月後完全にモチベーションダウンし、勉強が停滞してしまいました。

しかし、試験まであと2か月半となったときに、何のために資格取得を目指しているんだろうと当初の目的に立ち返り、巻き返しを決心します。

夏季休暇を理由に有給を取り、6連休すべてを勉強に充て、何とか巻き返しました。

その後は、巻き返しを無駄にしたくないという意識が働き最後まで走り抜けました。

このように、進捗が遅れてきたら、当初立てた目的に立ち返り「巻き返すのか」、「諦めるのか」考えましょう。

残り数か月の行動で、5年後のなりたい自分にに近づくのか、遠のくのかが決まります。

きっと良い決断ができるはずです。

多忙なITエンジニアが働きながら資格を取るスケジュール管理方法まとめ

多忙なITエンジニアが働きながら資格を取るスケジュール管理方法まとめ

いかがだったでしょうか?

この記事では、挫折することのない進捗管理表の作成のしかたを解説し、進捗管理の具体的方法、遅れてきたときの対処法を説明しました。

仕事をしながら・育児をしながら資格取得の勉強をすることはかなり難易度が高いです。

そのため、予定通りにいかないことを前提として進捗管理を行う必要があります。

資格取得に捻出できる時間を決め、その中でバランスよく勉強し、合格点ギリギリでもよいので合格を目指す。

そのようなスケジュール管理方法でした。

やりきることで、必ず結果に結びついてきます。5年後になりたい自分になれるよう頑張ってください。

応援しています。

この記事を書いた人
あび先輩
  • ITエンジニア歴23年(現役)
  • プロジェクトマネージャー兼システムアーキテクト
  • 副業としてネットショップ運営
  • タイムマネジメント、習慣化を研究
  • ITエンジニアがスキルアップするための情報を発信
  • 輝くエンジニアを増やしたい

Twitter:(@evolution_Avi

ペースを意識したスケジュール管理で働きながら資格を取る方法

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