応用情報技術者試験に受かる気がしない人向け次回の戦略6ステップ

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後輩くん

応用情報に5回挑戦しましたが、全部落ちました。もう受かる気がしません。

応用情報技術者試験は試験範囲も広く、難しいですよね。

ところで、試験に落ちた本当の原因は分かっていますか?

意外と「なんで落ちたのか」を、正しく分析できていない人が多いです。

この記事では応用情報技術者試験に落ちた原因の本質を突き、次回必ず合格するための戦略をお伝えします。

この記事を書いた人
あび
あび
  • ITエンジニア歴24年(現役)
  • マネージャー兼システムアーキテクト
  • 国家資格 FE・SW・SA・PM 保有
  • 孫請けSES ⇒ SIer ⇒ 起業を目指し中
  • 輝くエンジニアを増やしたい

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目次

実は間違えている応用情報技術者試験に落ちた原因分析

実は間違えている応用情報技術者試験に落ちた原因分析

突然ですが、質問です。

あなたが応用情報に落ちが原因は何ですか?

  • 午前の計算問題が解けなかった
  • 午後の選択問題でマネジメントを選択したが、全然分からなかった
  • 午後の時間が足りず、期間切れになった

上記のような原因を思いついた方は、危険です。

確かに印象に残っている原因でしょう。

しかし、これらは原因の1つに過ぎず、他にも複数の原因がある可能性が高いです。

後輩くん

原因がたくさんあり、やはり受かる気がしません。

このような場合、「なぜその原因の事象になったのか」を考えてみてください。

後輩くん

なぜ、午前の計算問題が解けなかったのか?

後輩くん

なぜ、午後の時間が足りなかったのか?

そうやって、原因を深堀っていくことで、次回取り組むべき方向性が見えてきます。

試験当日朝の気持ちで合否は決まっている

試験当日朝の気持ちで、合否は決まっている

試験当日の朝を思い出してみてください。

どのような感情でしたか?

  • 今回は勉強やりきった、受かるか分からないけど、勉強の成果を本番で出し切ろう
  • 勉強やりきれなかったな、自信ないけど受験料もったいないし受けに行こう

ほとんどの方は後者ではないでしょうか?

試験を申し込んだときは、毎日コツコツ勉強し、合格発表でガッツポーズしている自分をイメージしていたでしょう。

しかし、現実は仕事が忙しくなったり、家事・育児で疲れ果て、勉強する気にならなかったり、さまざまな障壁が現れ、満足に勉強ができなかったのではないでしょうか?

さまざまな障壁で勉強する時間がない

真の原因は「勉強時間が足りなかった」に集約される

真の原因は「勉強時間が足りなかった」に集約される

もし、あなたが試験前の1か月間、仕事が休みで集中できる勉強スペースも確保できたとしたら、合格できると思いませんか?

  • 午前の計算問題が解けなかった
  • 午後の選択問題でマネジメントを選択したが、全然分からなかった
  • 午後の時間が足りず、期間切れになった

これらの原因は、勉強時間を確保でき、その時間勉強をやりきれば解決できるのです。

そのため、個別の原因に注目して次回に挑むのではなく、「どうやったら、合格できる勉強時間を確保できるか」、「どうやったら、挫折せずやりきれるか」という課題に向き合った方がよいことになります。

合格できる勉強時間をやりきる次回の戦略6ステップ

合格できる勉強時間をやりきる次回の戦略6ステップ

それでは、合格できる勉強時間を確保し、やりきるための戦略6ステップを解説します。

  1. トータル勉強時間を決める
  2. 定期的に模擬試験を受ける
  3. 勉強に捧げる日を決める
  4. 計画はリスケを前提
  5. 他の受験者と一緒に進む
  6. 通信講座を利用する

トータル勉強時間を決める

果たしてあなたは何時間勉強したら合格できるのか、その答えは「分かりません」。

出題範囲の広い応用情報技術者試験では200時間~500時間の勉強時間が必要だと言われていますが、当然、実務経験や過去の受験歴によって個人差がでます。

そこで、まず受験日までの日数で捻出できる勉強時間を洗い出します。

時間を洗い出す際は以下に注意してください。

  1. 1日5時間など、無理な計画にしない
  2. スキマ時間を有効活用する

1日5時間など、無理な計画にしない

1日の勉強時間が多ければ多いほど、途中で挫折する確率が高まります。
「やりきれる自信がある」と言える時間を設定してください。

スキマ時間を有効活用する

「スキマ時間なんて、あてにならないよ」と思うかもしれませんが、通勤電車の中、昼休み、音声学習にすれば、家事をしながら、歩きながらでも学習できます。

スキマ時間を使うことで、必ず毎日試験の情報に触れるため、記憶にも定着しやすいです。

スキマ時間を活用するかどうかで、合否の明暗を分けるといっても過言ではありません。

定期的に模擬試験を受ける

前のステップで決めたトータル勉強時間はあくまで目安です。

本試験で合格できるかを見極めるためには、定期的に模擬試験を受けて点数を確認していく必要があります。

模擬試験はTAC社などの企業が実施しているものではなく、過去問を印刷して自己採点するレベルで問題ありません。

ただし、本番同様に規定時間内で解くようにしてください。

模擬試験を実施した結果、最低でも午前問題と午後問題で1回以上合格点(60点以上)を取れないと、本番で合格点を取ることは難しいでしょう。

何回やっても合格点が取れるレベルになることが理想です。

模擬試験(過去問を解いて自己採点する)は一定の時間が必要なため、着手のハードルが高いです。(特に午後問題)そのため、あらかじめ模擬試験を実施する日を決めて、図書館やカフェなど、自宅以外の場所で実施することをおすすめします。

勉強に捧げる日を決める

平日はなかなか予定どおりに勉強ができないものです。休日よりもストレスも多くかかるため、モチベーションも上がりません。

そのため、確実に勉強をする時間を決めてしまいましょう。

  • 毎週日曜日の13時~16時は勉強する
  • 月2日有給休暇を取り、その日は1日勉強する

勉強に捧げる日を決めたら、その日は勉強を最優先とします。

そして、家族や友人にも勉強に捧げる日のことを伝えておきましょう。

言った手前、やらざるを得なくなる効果もありますので。

計画はリスケ前提

資格の受験を決めたとき、やる気はMAXのため綿密な勉強スケジュールを立てる方がいますが、これは挫折しやすいです。

仕事が忙しくなったり、病気になったり、想定外のことは常に起きます。

そのため、想定外のことが起きる前提で、最初はざっくり計画を立て、毎週直近1~2週間のスケジュールを見直すくらいがちょうどよいです。

ざっくりスケジュール
直近スケジュール

他の受験者と一緒に進む

自分の意志だけでは、勉強を続ける自信がないという方は、他の受験者を見つけてください。

毎週勉強の進捗を報告し合うだけでも効果がありますが、できれば毎週決まった日時に勉強会をしましょう。

物理的に集まる必要はなく、オンラインでつなぎ(カメラはON、音声はOFF)それぞれ勉強するだけでよいです。

習慣化できれば勝ちで、毎回「勉強するぞ」という意思がなくても勉強できるようになります。

通信講座を利用する

前述の戦略をやったとしても、自信がない方、独学に限界を感じている方は通信講座を検討してください。

通信講座を利用すれば、完全に主体的な学習ではなくなるため、「勉強するぞ」という意志がなくても勉強が習慣化されます。

また、参考書だけでは得られない、動画コンテンツや講義の受講、講師への質問など多くのメリットがあります。

通信講座の代表的な4社を比較した記事がありますので、ぜひご覧ください。

応用情報技術者試験に受かる気がしない人向け次回の戦略6ステップまとめ

応用情報技術者試験に受かる気がしない人向け次回の戦略6ステップまとめ

いかがだったでしょうか?

この記事では、応用情報技術者試験に落ちた根本原因は「勉強時間が足りなかった」に集約されると断定し、「どうやったら、合格できる勉強時間を確保できるか」、「どうやったら、挫折せずやりきれるか」という課題に対し、6つのステップで次回の戦略を解説しました。

試験に落ちたときは進化するチャンスです。

前回と同じ取り組みをしていては、確実に同じ結果になるでしょう。

適切な勉強時間をやりきれば、次回は必ず合格できます。

途中で挫折しない工夫を凝らしながら、次は合格をつかみ取ってください。

この記事を書いた人
あび
  • ITエンジニア歴24年(現役)
  • マネージャー兼システムアーキテクト
  • 副業としてネットショップ運営
  • ITエンジニアのスキルアップネタを発信
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