応用情報に5回挑戦しましたが、全部落ちました。もう受かる気がしません。
応用情報技術者試験は試験範囲も広く、難しいですよね。
ところで、試験に落ちた本当の原因は分かっていますか?
意外と「なんで落ちたのか」を、正しく分析できていない人が多いです。
この記事では応用情報技術者試験に落ちた原因の本質を突き、次回必ず合格するための戦略をお伝えします。
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実は間違えている応用情報技術者試験に落ちた原因分析
突然ですが、質問です。
あなたが応用情報に落ちが原因は何ですか?
- 午前の計算問題が解けなかった
- 午後の選択問題でマネジメントを選択したが、全然分からなかった
- 午後の時間が足りず、期間切れになった
上記のような原因を思いついた方は、危険です。
確かに印象に残っている原因でしょう。
しかし、これらは原因の1つに過ぎず、他にも複数の原因がある可能性が高いです。
原因がたくさんあり、やはり受かる気がしません。
このような場合、「なぜその原因の事象になったのか」を考えてみてください。
なぜ、午前の計算問題が解けなかったのか?
なぜ、午後の時間が足りなかったのか?
そうやって、原因を深堀っていくことで、次回取り組むべき方向性が見えてきます。
試験当日朝の気持ちで合否は決まっている
試験当日の朝を思い出してみてください。
どのような感情でしたか?
- 今回は勉強やりきった、受かるか分からないけど、勉強の成果を本番で出し切ろう
- 勉強やりきれなかったな、自信ないけど受験料もったいないし受けに行こう
ほとんどの方は後者ではないでしょうか?
試験を申し込んだときは、毎日コツコツ勉強し、合格発表でガッツポーズしている自分をイメージしていたでしょう。
しかし、現実は仕事が忙しくなったり、家事・育児で疲れ果て、勉強する気にならなかったり、さまざまな障壁が現れ、満足に勉強ができなかったのではないでしょうか?
真の原因は「勉強時間が足りなかった」に集約される
もし、あなたが試験前の1か月間、仕事が休みで集中できる勉強スペースも確保できたとしたら、合格できると思いませんか?
- 午前の計算問題が解けなかった
- 午後の選択問題でマネジメントを選択したが、全然分からなかった
- 午後の時間が足りず、期間切れになった
これらの原因は、勉強時間を確保でき、その時間勉強をやりきれば解決できるのです。
そのため、個別の原因に注目して次回に挑むのではなく、「どうやったら、合格できる勉強時間を確保できるか」、「どうやったら、挫折せずやりきれるか」という課題に向き合った方がよいことになります。
合格できる勉強時間をやりきる次回の戦略6ステップ
それでは、合格できる勉強時間を確保し、やりきるための戦略6ステップを解説します。
トータル勉強時間を決める
果たしてあなたは何時間勉強したら合格できるのか、その答えは「分かりません」。
出題範囲の広い応用情報技術者試験では200時間~500時間の勉強時間が必要だと言われていますが、当然、実務経験や過去の受験歴によって個人差がでます。
そこで、まず受験日までの日数で捻出できる勉強時間を洗い出します。
時間を洗い出す際は以下に注意してください。
- 1日5時間など、無理な計画にしない
- スキマ時間を有効活用する
1日5時間など、無理な計画にしない
1日の勉強時間が多ければ多いほど、途中で挫折する確率が高まります。
「やりきれる自信がある」と言える時間を設定してください。
スキマ時間を有効活用する
「スキマ時間なんて、あてにならないよ」と思うかもしれませんが、通勤電車の中、昼休み、音声学習にすれば、家事をしながら、歩きながらでも学習できます。
スキマ時間を使うことで、必ず毎日試験の情報に触れるため、記憶にも定着しやすいです。
スキマ時間を活用するかどうかで、合否の明暗を分けるといっても過言ではありません。
定期的に模擬試験を受ける
前のステップで決めたトータル勉強時間はあくまで目安です。
本試験で合格できるかを見極めるためには、定期的に模擬試験を受けて点数を確認していく必要があります。
模擬試験はTAC社などの企業が実施しているものではなく、過去問を印刷して自己採点するレベルで問題ありません。
ただし、本番同様に規定時間内で解くようにしてください。
模擬試験を実施した結果、最低でも午前問題と午後問題で1回以上合格点(60点以上)を取れないと、本番で合格点を取ることは難しいでしょう。
何回やっても合格点が取れるレベルになることが理想です。
勉強に捧げる日を決める
平日はなかなか予定どおりに勉強ができないものです。休日よりもストレスも多くかかるため、モチベーションも上がりません。
そのため、確実に勉強をする時間を決めてしまいましょう。
- 毎週日曜日の13時~16時は勉強する
- 月2日有給休暇を取り、その日は1日勉強する
勉強に捧げる日を決めたら、その日は勉強を最優先とします。
そして、家族や友人にも勉強に捧げる日のことを伝えておきましょう。
言った手前、やらざるを得なくなる効果もありますので。
計画はリスケ前提
資格の受験を決めたとき、やる気はMAXのため綿密な勉強スケジュールを立てる方がいますが、これは挫折しやすいです。
仕事が忙しくなったり、病気になったり、想定外のことは常に起きます。
そのため、想定外のことが起きる前提で、最初はざっくり計画を立て、毎週直近1~2週間のスケジュールを見直すくらいがちょうどよいです。
他の受験者と一緒に進む
自分の意志だけでは、勉強を続ける自信がないという方は、他の受験者を見つけてください。
毎週勉強の進捗を報告し合うだけでも効果がありますが、できれば毎週決まった日時に勉強会をしましょう。
物理的に集まる必要はなく、オンラインでつなぎ(カメラはON、音声はOFF)それぞれ勉強するだけでよいです。
習慣化できれば勝ちで、毎回「勉強するぞ」という意思がなくても勉強できるようになります。
応用情報技術者試験に受かる気がしない人向け次回の戦略6ステップまとめ
いかがだったでしょうか?
この記事では、応用情報技術者試験に落ちた根本原因は「勉強時間が足りなかった」に集約されると断定し、「どうやったら、合格できる勉強時間を確保できるか」、「どうやったら、挫折せずやりきれるか」という課題に対し、6つのステップで次回の戦略を解説しました。
試験に落ちたときは進化するチャンスです。
前回と同じ取り組みをしていては、確実に同じ結果になるでしょう。
適切な勉強時間をやりきれば、次回は必ず合格できます。
途中で挫折しない工夫を凝らしながら、次は合格をつかみ取ってください。
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