「日記を書くと良い」と聞いたけど、何を書けば良いかわからない。
こんな悩みを抱えていないでしょうか?
この記事ではずっと成長し続ける日記の書き方のコツを解説します。
この記事を読んでずっと成長し続けるビジネスパーソンになりましょう!
- 日記を書くことで何が良くなるかを知りたい
- どうやったら日記を続けられるか知りたい
- 成長し続ける日記の書き方を知りたい
この記事の対象者
日記というのは様々な形式があります。とうより書き方は自由なため、最初にこの記事で扱う日記のジャンルを明確にしておきます。
この記事はビジネスパーソンが自分を成長させるために日記を書く方法について解説するため、以下ようなジャンルになるかと思います。
- タスク管理のための日記
- 自己管理するための日記
- 生活改善をするための日記
「日頃の出来事を記録に残したい」といったいわゆる日記の書き方とは異なりますので、それでもよろしければこの先を読み進めてください。
タスク管理について、体系的に知識をつけたいという方は、タスク管理のおすすめ本についての記事がありますので合わせて読んでみてください。
何のために日記を書くのか
冒頭でビジネスパーソンが自分を成長させるための日記と強調しましたが、日記を書くことが直接の要因となって成長できるわけではありません。
日記を書くことが目的ではないのです。
目的は別にあって、目的を達成するための手段も別に決めて、その手段を補助するツールが日記だと位置づけています。
例えば、サラリーマンが給与1本だけでは将来不安があるため、副業で収入源を増やしたいという目的があり、そのためにブログを始めることを決めたとします。
ブログを書くためには毎日コツコツ記事を書いていかなくてはなりません。時間が必要です。
そのため早起きして朝ブログを執筆しようと考えます。
またブログの書き方を勉強しないといけないため、有名ブロガーのYoutubeを観て勉強しようと考えます。
このように目的を達成するための手段を計画し、実行し、振り返りを行い、改善を繰り返すツールとして日記を使います。
日記に何を書くか
日記には、「カウンター」、「ログ」、「タスク」、「振り返り」を書きます。この他にも「今日の出来事」や「今日感じたこと」とかも書いて良いと思いますが、上記4つが必須です。
それぞれ説明します。
カウンター
「日記196日目」、「朝活131日目」、「ブログ更新114日目」のように連続して取り組んでいることをカウントアップしていきます。
詳しくは日記を続けるコツで解説します。
ログ
「起床時間」、「目覚めの良さ」、「タスク達成率」、「モチベーション」のように、目的を達成するために改善したい項目を記録していきます。
- 起床時間を早くするにはどうすれば良いか?
- 目覚めを良くするにはどうすれば良いか?
- タスクの達成率を上げるにはどうすれば良いか?
こういうことを日々考え、試しては改善、試しては改善を繰り返していきます。
タスク
「ブログ執筆」、「Youtube勉強」のように今日実行する予定のタスクです。
タスクは以下のようにできるだけ具体的に書きます。
ブログ:【ビジネスパーソン向け】ずっと成長し続ける日記の書き方のコツ執筆(2時間)
Youtube:【ブログ執筆】記事を早く執筆するたった5つのコツを視聴(30分)
振り返り
「タスクを実行できたか」、「できなかった原因」、「できた要因」、「対策」のように計画した結果と次に繋げるアクションを決めます。
こちらは日記を振り返るコツで詳しく解説します。
日記を続けるコツ
マインドセット
まずはマインドセットなのですが、冒頭に述べた「何のために日記を書くのか」が明確であることが必要です。
「日記を書かないといけない」という義務にしてしまうと日記を書くことが億劫になってしまいます。
日記はあくまで補助ツール。目的を決め、目的を達成するための手段を実行して行こうという意思を持ちましょう。
毎日少しの成長を実感する
自分で決めたカウンターを書きます。
私の場合「日記」、「朝活」、「ブログ執筆」をカウンターとして記録しています。毎日「1」しかカウントアップしていきませんが、それだけでも成長を実感でき、モチベーションが上がります。
「日記」は書いたら+1、「朝活」は7時前に起きたら+1、「ブログ」は少しでも執筆したら+1という感じです。
「今日は朝起きれなかった」とか「ブログ執筆できなかった」というときはカウントアップしないだけ、翌日に成功したら+1します。1回できなかったら終わりではなく、できたときに積み上げていきます。
これが成長を見える化する一番簡単な方法です。
うっかり忘れ防止
日記は電子媒体ではなく、ノートに書くことをおすすめします。
そして、ノートを生活導線上に置いておくことでうっかり忘れを防ぎます。
私の場合、朝起きた時と夜寝る前に日記を書きますので、机の上にノートを開いて置いています。こうすると必ず目につくため忘れません。
例えば夜寝る前だけに日記を書く場合、枕の上にノートを置いておけば良いと思います。
区切りで大きな成長を実感する
先ほどカウンターを見て小さな成長を実感すると書きましたが、ノートが1冊書き終わったら最初のページを見てください。
大きく成長できていることを実感できると思います。
私も1冊目の日記を読み返すと恥ずかしくてしかたありません。
「こんなこともできなかったんだ」、「こんなことで悩んでいたんだ」ということが思い出されると同時に、「成長したんだ」ということが実感できます。
まずはノート1冊分日記を継続し、成長を実感しましょう。
日記を振り返るコツ
振り返りは次の4つを書きます。
- やったこと(事実)
- わかったこと(発見)
- 次にやること(トライ)
- 今日のGoodPoint
やったこと(事実)
あまり多く書くと収拾つかなくなりますので、その日一番印象に残ったことを1つ書きます。
良かったことでも、悪かったことでもどちらでも良いです。
ただし、タスクとして計画していたことに対するやったことを書いてください。
わかったこと(発見)
やったこと(事実)が「朝起きれず、ブログが執筆できなかった」や「Youtubeで勉強しようと思ったが、他のエンタメ動画を観てしまった」とかネガティブな内容の場合、わかったこと(発見)には原因を書きます。
逆にやったこと(事実)が「朝5時半に起き、ブログを1記事書き上げた」や「Youtubeで勉強しブログのタイトルの付け方を学んだ」などポジティブな内容の場合、わかったこと(発見)にうまく行った要因を書きます。
この原因と要因ははっきり分からなくても大丈夫です。仮説でOKです。
次にやること(トライ)
わかったこと(発見)が原因だった場合、原因を解決するにはどうすればよいかを考え対策を書きます。
例えば、「Youtube視聴に関してルールが無いため観たいと思った動画を次々観てしまう」ということが原因だった場合、「ブログ関連以外の動画は1日1本までしか観ない」という具合です。
わかったこと(発見)がうまくいった要因だった場合、うまくいった要因を続けるには、さらに良くするにはどうすれば良いかを書きます。
例えば、「朝早く起きれたのは、昨日の夜23時に寝たことがよかった」という要因に対して「明日からも毎日23時までに寝る」といった感じです。
今日のGoodPoint
1日の中で良かったこと、自分を褒めてあげたいことを書きます。振り返りの最後に自己肯定感を上げるためです。
「今日は良かったことが1個も無かった」という日もあると思いますが、無理やり見つけて必ず1個書きます。
「今日は1日調子悪かったが、その事をきちんと振り返って日記が書けた」という具合に考えようで何とでもなります。
とくに寝る前に日記を書く場合、ポジティブな内容で締めることによって寝付きがよくなり、さらには翌日の目覚めも良くなります。
ずっと成長し続ける日記の書き方のコツまとめ
現代は不確実性が高い“変化の時代”、この時代を乗り切るには、仮説→検証→改善を高速で回して自分をアップデートし続ける必要があります。
そのためのツールとして最適なのが日記だと思っています。
まだ日記を始めてない方はこの記事の内容をベースに始めてみてください。
既に日記を書いている方は、この記事で何か気づきがあれば参考にしてみてください。
日記を書いてお互いずっと成長していきましょう!
- ITエンジニア歴24年(現役)
- マネージャー兼システムアーキテクト
- 副業としてネットショップ運営
- ITエンジニアのスキルアップネタを発信
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