【短期間】応用情報技術者試験に2か月間で合格できる対策7箇条

応用情報技術者試験に2か月間の勉強で合格する方法
後輩くん

試験まで2か月しかありません。今から勉強を始めて間に合いますか?

応用情報技術者試験に申し込んだはいいけど、試験日まであと2か月。

合格するためには試験勉強にどのように取り組めばよいでしょうか?

この記事では、応用情報技術者試験を2か月間で合格できる対策を7箇条として解説します。

応用情報技術者試験の計画の立て方・勉強のしかたは別記事でまとめていますので、こちらを先に見ていただいた方が分かりやすいと思います。

この記事はこのような方におすすめ!
  • 応用情報技術者を2か月で合格したい
  • 試験勉強の計画の立て方を知りたい
この記事を書いた人
あび
あび
  • ITエンジニア歴24年(現役)
  • マネージャー兼システムアーキテクト
  • 国家資格 FE・SW・SA・PM 保有
  • 孫請けSES ⇒ SIer ⇒ 起業を目指し中
  • 輝くエンジニアを増やしたい

X(twitter) : (@evolution_Avi)

目次

応用情報技術者試験の概要

応用情報技術者試験の概要

計画を立てる前に、まず敵を知りましょう。

応用情報技術者試験の概要を記載します。

申込日・試験日

日程春季秋季
申込受付期間1月中旬~2月上旬7月中旬~8月上旬
試験日4月第3日曜日10月第3日曜日

申込方法・費用

  • 申込方法:インターネットから申し込み ※1
  • 受験手数料:7,500円(税込)

※1. 申込受付期間になるとIPA(情報処理推進機構)のサイトから申し込みができるようになります。

試験概要

項目午前午後
時間9:30~12:00(150分)13:00~15:30(150分)
出題形式四肢択一(マークシート)記述式
出題数80問全問解答11問中5問解答
配点各1.25点各20点
合格基準100点満点中60点100点満点中60点

2か月で合格するための心構え

2か月で合格するための心構え
  • 情報セキュリティ
  • 経営戦略
  • プログラミング
  • システムアーキテクチャ
  • ネットワーク
  • データベース
  • 組込みシステム開発
  • 情報システム開発
  • プロジェクトマネジメント
  • サービスマネジメント
  • システム監査

これは、応用情報技術者試験・午後の選択問題です。

これを見ても対象範囲が非常に広いことが分かりますよね。

応用情報技術者試験に合格するための勉強時間は200時間~500時間必要と言われています。

しかし、働きながら勉強する場合2か月では時間の捻出が難しいです。

そのため、以下の取り組みを行い合格を勝ち取ります。

  • ターゲットを絞り、集中して勉強する
  • 使えるスキマ時間をすべて勉強に充てる

短期集中で試験勉強をする場合は、期間中は試験勉強を最優先にする覚悟が必要です。

いわゆる受験生の心構えです。

逆に長期間ダラダラ勉強するよりも効率的に勉強できるため、コスパが良い勉強法とも言えます。

2か月間で合格できる対策7箇条

2か月間で合格できる計画の立て方6箇条

応用情報の価値を再確認する

応用情報技術者を取得すると、市場価値が上がります。

今回あなたが応用情報を取得した場合の価値、メリットを認識してモチベーションを上げましょう。

応用情報技術者のメリットと市場価値を解説した記事がありますので、まずはこちらをご覧ください。

一度過去問を解いてみる

まずは、現在の自分の実力を確かめることから始めます。

そうでないと、2か月で合格までたどり着けるか、そもそも無理なのか判断が付きません。

過去問は一番直近の問題を解いてください。

IPAのサイトからダウンロードしてもよし、過去問道場であれば、採点まで自動で行ってくれます。

1回分の過去問を解き終わったら、午前・午後の自己採点を行います。

午前も午後も30点以上(合格ラインは60点)の点数が取れていれば、2か月で合格できる可能性は十分にあります。

30点未満の場合は、厳しい戦いになりますが、勉強時間を捻出することができれば勝ち目はありますので、諦めないでください。

スキマ時間を徹底的に洗い出す

ここから計画を立てていきますが、まずはスキマ時間をかき集めます。

勉強に使える時間を以下のように洗い出してください。

タイミング時間勉強
通勤電車60分過去問道場
昼休み30分参考書読む
帰宅後60分過去問など

次に洗い出した時間をベースに平日と休日にそれぞれ何時間を試験勉強に充てるかを決めます。

例)平日:1時間30分 休日:4時間

ここで注意しなければならないことは、計画でがんばり過ぎないことです。

計画を立てているときは、やる気に満ち溢れているためがんばれそうに思えますが、実際には朝起きれなかったり、仕事が忙しくて夜勉強できない日もあります。

計画どおりに進まないと挫折する原因にもなりますので、少しがんばったらできるレベルに設定することがコツです。

上の例でいうと、平日は確実に実行できる通勤時間と昼休みの時間+朝か夜どちらか勉強できればOKという感じです。

試験勉強期間のルーティーンを決める

平日と休日の勉強時間を決めたら、試験日までに捻出できる勉強時間の合計を計算します。

分かりやすいようにシミュレーションしてみます。

2022年8月8日に勉強を開始した場合、以下のようになります。

2022年10月9日が試験日のため、ちょど2か月です。

種類日数合計時間
平日40日40 × 1.5時間 = 60時間
土日17日17 × 4時間 = 68時間
祝日 ※15日5 × 4時間 = 20時間

※1. 8/15、8/16をお盆休みとします

これで合計148時間です。

合計が何時間になればOKなのか、それは現時点の実力によって差があるため断定はできませんが、過去に応用情報技術者試験に合格した人が何時間勉強したかを分析した記事がありますので、合わせてご覧ください。

こちらの記事では、試験勉強の合計時間を最初に決める理由についても解説しています。

もし、合計時間が不足していると感じた場合、有給を取るとか、祝日はがんばって5時間勉強するとか調整してください。

そしてここで決めた合計時間勉強をやりきることを目標にします。

もちろん、計画どおり勉強ができない日もあると思いますが、そんなときは別の日でキャッチアップをすればよいだけです。

とにかく自分で決めた合計時間やりきることを目標とすることで、挫折しにくくなります。

パブリックコミットメントで決意表明する

ルーティーンが決まったところで、さぁ勉強を始めましょう!

あび

ちょっと待ってください!

勉強を始める前に、宣言をしてください。

「私は今年10月に応用情報技術者試験に合格します!」 と。

親、パートナー、友人、会社の同僚など誰でもよいです。

SNSでつぶやくでもOKです。

自分の目標を他人に向けて公表することを「パブリックコミットメント」といいます。

宣言することで責任感が生まれ、努力する意思が強まります。

さらに1日の始まりにその日の目標をアップしたり、節目で勉強の途中経過をアップしたり、SNSを有効活用することでパブリックコミットメントの効力は倍増します。

あび

私もよく宣言します。

午後試験のターゲットは4問に絞る

午後問題は、情報セキュリティーは必須問題ですが、その他は以下から4問選択します。

  • 経営戦略
  • プログラミング
  • システムアーキテクチャ
  • ネットワーク
  • データベース
  • 組込みシステム開発
  • 情報システム開発
  • プロジェクトマネジメント
  • サービスマネジメント
  • システム監査

時間に余裕がある場合は6問くらい勉強して、本番で解けそうなものを決めるという方法もありですが、私が推奨するのは4問決め打ちするやり方です。

午後問題は時間との闘いになります。150分の試験時間で5問を解くわけなので、1問あたり30分です。

長文読解の問題のため、余裕はありません。

そんな中、途中まで問題を解いて難しいから他の問題に切り替えた場合、相当な時間のロスが発生します。

後輩くん

やってしまった 💦 時間足りるかな・・・

こうなると、気持ちが動揺し他の問題にも影響を与えかねません。

そのため4問を決め打ちし、迷う可能性をゼロにします。

得意な分野から始められるよう、問題を解く順番も事前に決めておくとよいです。

その代わり4問(情報セキュリティーを含めると5問)に決めたからには集中的に時間を使い、本番で確実に解けるように対策をしてください。

リスケしながらトータル勉強時間やりきる

「試験勉強期間のルーティーンを決める」のところで、トータル勉強時間を決めました。

あとは、そのトータル勉強時間をやりきるだけです。

途中で遅れても、挫折しそうになっても巻き返してトータル勉強時間やりきるスケジュール管理方法を別記事にしていますので、合わせてご覧ください。

応用情報技術者試験に2か月間で合格できる対策7箇条まとめ

応用情報技術者試験を取るメリット・これからの市場価値

いかがだったでしょうか?

この記事では、応用情報技術者試験に2か月間で合格できる対策を以下の7箇条として解説しました。

  1. 応用情報の価値を再確認する
  2. 一度過去問を解いてみる
  3. スキマ時間を徹底的に洗い出す
  4. 試験勉強期間のルーティーンを決める
  5. パブリックコミットメントで決意表明する
  6. 午後試験のターゲットは4問に絞る
  7. リスケしながらトータル勉強時間やりきる

これで2か月間の試験勉強をする準備は整いました。

試験勉強に参考書を使う場合は、別記事の失敗しない応用情報技術者試験の計画の立て方と勉強法を参照してください。

おすすめの参考書を紹介しています。

応用情報技術者試験に合格すれば、ITエンジニアとして1ランクアップできます。

そのため2か月間修行に出たつもりでがんばってください。きっと明るい未来が待っています。

この記事を書いた人
あび
  • ITエンジニア歴24年(現役)
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  • 副業としてネットショップ運営
  • ITエンジニアのスキルアップネタを発信
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応用情報技術者試験に2か月間の勉強で合格する方法

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