テレワークだと疲れる。在宅勤務だと会社で作業するときよりストレスを感じる。
こんな悩みを抱えていないでしょうか?
この記事ではテレワーク中にストレスを軽減し、体力を回復する休憩方法を紹介します。
効率よく休憩し、作業の生産性を上げて時間内に仕事を終わらせることができれば、仕事終わりは好きなことに時間を使えます。
そんなモダンな働き方を手に入れてください。
- テレワーク中に体力が回復する休憩方法を知りたい
- テレワーク中にストレスを軽減する方法を知りたい
- テレワーク中に集中力を上げる方法を知りたい
タスクがコントロールできていれば、ストレスも軽減されます。
別記事でタスク管理のおすすめ本を紹介していますので、合わせてご覧ください。
テレワークはなぜ疲れるのか?
2020年コロナ禍の影響でテレワーク/在宅勤務が急速に広がりました。導入初期は「通勤時間が無くなり自分時間が増える」とか「集中して作業できる」などポジティブな意見が多かったように思いますが、テレワークが当たり前になってからは「出社するよりも疲れる」や「集中力が1日持たない」などの悩みも多く聞かれるようになりました。
株式会社ビズヒッツが実施した「リモートワークの悩みに関する意識調査」の結果では、リモートワークをしている人の84.3%は悩みを抱えているようです。
そもそも会社は仕事を効率良くできるような環境に整備されていますが、自宅は生活をする環境のため、仕事はやりにくいのが当たり前です。
このような様々な原因によりストレスを抱える機会が多いため疲れるのです。
休憩を取るタイミング
みなさんは例えば1日8時間のテレワークをする場合、どのくらいの頻度で休憩していますのでしょうか?
昼休み+トイレ休憩2回とかでしょうか?
この記事を書いている私の場合は昼休み+6回です。多いと思われるかもしれませんが、1日を通して集中力が持続する方法を試してみて一番自分に合っている回数になります。
世の中には様々な集中法が提唱されていますが、中でも有名なポモドーロ・テクニックを参考にしました。
ポモドーロ・テクニックは25分集中→5分休憩を繰り返す方法ですが、私の場合25分が短かすぎると感じて継続できませんでした。
エンジニアの仕事の特性かもしれませんが、プログラムを解析していたりすると深く集中し25分で途切れるのにストレスを感じたわけです。
そこで自分に合う集中時間を探した結果、50分集中→10分休憩にたどり着きました。
それでは、私の1日のタイムスケジュールを紹介します。
時間をキッチリ書いていますが、実際はミーティングが入ったりすることもあるため、時間を守っているというよりは、50分集中→10分休憩のリズムを守っているという感じです。
また、疲れが大きいと感じたときは休憩を10分以上とることもあります。そのため、休憩⑥や集中⑧がなくなることは結構あります。
ちなみに、集中時間の途中でタスクが終わった場合は次のタスクに移ります。また、どんなに中途半端な状態でも50分経ったら作業を止めます。
このように作業と休憩を自分にフィットしたリズムで設計することによって効率よく仕事ができるようになりました。
この集中時間と休憩時間は人によって異なると思いますので、自分に合った時間を見つけ出すと良いと思います。
回復力がすごい休憩の取り方5選
ここからはおすすめの休憩方法を紹介していきます。
私の場合、前述したタイムスケジュールの昼休みか、休憩①~休憩⑥にいずれかの休憩方法を選択しています。
また、分かりやすいように回復度(5段階評価)を書いていますが、あくまで私の体感値であることをご理解ください。
仮眠(パワーナップ) (回復度:★★★★★)
最強の休憩は仮眠です。いわゆるパワーナップと言われる15分~30分の睡眠のことです。
テレワークとはいえ業務中に仮眠を取るのはさすがに難しいと思いますが、私の場合は昼休みに約20分の仮眠をします。
12時に昼ごはんを食べ、12:30までゆっくりSNSなどを見たら12:30~12:50まで仮眠を取るのが日課です。休日でも家にいるときは必ず同じように仮眠を取ります。
こうすることによって、午前中の疲れはほぼ全回復します。
午後に眠くなることもないし、18:00頃までは集中力を維持できるのも仮眠のおかげだと思います。
特に40歳を超えたあたりから仮眠をとったときと、とらないときの生産性の違いは明らかに分かるようになりましたので、今では必須の休憩法になっています。
プチ瞑想 (回復度:★★)
これは短時間の休憩の場合、疲れはあまり感じてないけど、頭の中が混沌としてきた場合などに用います。
目を閉じて、椅子に座ったまま脱力した感じで深呼吸を数回行います。頭の中で考えていたことを全て外に出すこを意識し、目の前の光に集中する感じで1、2分瞑想します。
目に疲れを感じているときは、目薬をさしてタオルで目頭を抑えたままプチ瞑想をすることもあります。
疲れがとれるというよりは頭がスッキリする感じなので、良いアイデアがでないときや問題の解決策が考えられないときのような「一旦頭をリセットしよう」というときに有効です。
コーヒーを飲む (回復度:★★★)
これは回復というより集中力を高める方法として活用されていると思います。私も集中⑤(14:00~14:50)によく活用します。
私の場合夜の睡眠も大事にしていますので、コーヒー(カフェイン)は15:00以降に取らないようにしていますし、1日2回しか飲みません。そのため、集中したい「ここぞ」というときに飲むようにしています。
カフェインの効果が出始めるのがだいたい30分後と言われていますので、昼休みの仮眠前にコーヒーを飲んでおけば起きてすぐ集中モードに突入できるという必殺技もあります。
私は職場でササっと作れる、チャコールバターコーヒーを愛用しています。
お湯さえあれば、5秒で作れるため大事な仕事の前に集中力のブーストをかけたい場合に最適です。
散歩をする (回復度:★★★★)
散歩もかなり回復度が高いです。こちらもプチ瞑想と同じで頭が混沌としてきたときも有効ですし、夕方近くエネルギーが切れそうなときに、最後の充電として有効です。
私は休憩④(14:50~15:00)か休憩⑤(15:50~16:00)に使うことが多いです。
さすがに長時間散歩はできないため、せいぜい10分くらいですが頭が混沌として時間ばかりが過ぎるのであれば思い切って散歩をした方が生産性が上がります。
ベランダか庭に出て日光を浴びる (回復度:★★★)
散歩までは行けないというときは、テレワークならではのベランダか庭に出て日光を浴びるです。曇りや雨でも外気を吸うだけで回復できると思います。
私は頭を使う作業をした後やストレスを感じたときにこの休憩法を活用します。ベランダでコーヒーを飲みながら10分ほど読書をするというアレンジも加えてたりします。
会社ではできない満足感とちょっとした背徳感があるのか、仕事に戻ると集中して取り組めます。
回復力がすごい休憩の取り方まとめ
いかがだったでしょうか、この記事では回復力がすごい休憩の取り方をまとめました。
私は以前長時間労働で毎日疲弊していました。あるときセカンドキャリアを真剣に考え、やりたいことが見つかってからは時間を捻出するためにタイムマネジメント、習慣化を研究し始めました。
そこでたどり着いたのが、作業を詰め込み多くの仕事をやろうとするのではなく、エネルギーを効率よく使って1日トータルの生産性を上げる方法です。
そのためには休憩方法が重要となってくることが分かり、色々試した結果前述した方法に行きつきました。
まだ研究は継続していますので、新たな休憩法が見つかれば更新していこうと思います。
テレワークで疲れたときの参考になれば幸いです。
- ITエンジニア歴24年(現役)
- マネージャー兼システムアーキテクト
- 副業としてネットショップ運営
- ITエンジニアのスキルアップネタを発信
- 輝くエンジニアを増やしたい
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