転職してSEになったけど何から勉強すれば良いか分かりません
システムエンジニアになったは良いが、日々の仕事に忙殺され、成長している感じがしない。
キャリアアップのために勉強したいけど、何から始めて良いか分からない。
こんな悩みを抱えている方は多いです。
この記事を読めば、システムエンジニアに必要なスキルを見極め、何から勉強すればよいか分かります。
ぜひ、今自分に必要なスキルを見つけて帰ってください。
- ITエンジニア歴24年(現役)
- マネージャー兼システムアーキテクト
- 国家資格 FE・SW・SA・PM 保有
- 孫請けSES ⇒ SIer ⇒ 起業を目指し中
- 輝くエンジニアを増やしたい
X(twitter) : (@evolution_Avi)
なりたい自分像に必要なスキルを身につけよう
この記事を読んでいるということは、なりたい自分像が定まってないのかと思います。
システムエンジニアになって何のスキルから伸ばしていけばよいか
それは、「なりたい自分(理想のSE像)になるために必要なスキルを伸ばしていけばよい」が答えになるのですが、それが分かれば苦労しません。
この記事ではどのような将来にも必要になる汎用的なスキルを解説していきますが、自分の強みを知りたい、適性を確認したいという方は、無料で適性診断ができるアプリミイダス
本当に今の自分に必要なスキルが見えてきます。
ミイダスの適性診断がどのようなものか知りたいかたは、私がすべての適性診断を実施して、自己分析をした記事がありますので、こちらを参照ください。
情報処理技術者試験の勉強をする
システムエンジニアが持つべき知識領域は非常に広範囲に渡ります。
ソフトウェア、ハードウェア、ネットワーク、データベース、セキュリティ・・・
挙げだしたらキリがありません。
これらを1つ1つ勉強していくと、膨大な時間が必要になります。
また、各領域は奥が深いため、どこまで勉強すれば良いか判断が難しいです。
この悩みを解決する方法として情報処理技術者試験があります。
情報処理技術者試験はIPAが主催する国家試験であり、レベルに応じて12個の試験区分に別れています。
まずは基本情報→応用情報を取得することでシステムエンジニアとして必要な基盤となる知識が習得出来ます。
知識が増えることで選択肢が増え、なりたい自分になるために必要なスキルか見えてきます。
勉強に時間は要しますが、自己投資額としては参考書代と受験料で1万円程度のため、コスパはよいです。
基本情報技術者試験、応用情報技術者試験の勉強法については別記事にまとめていますので、ぜひご覧下さい。
タスク管理を勉強する
どのような将来にも必要になるスキルの代表格として、タスク管理(マイムマネジメント)があります。
タスク管理が出来ないと、納期通りに仕事を終えることができなかったり、出来もしない仕事を安請け合いしたりして、残業の毎日になり、本来勉強したいことに取り組めなかったりします。
仕事ができる人というのは、タスク管理がしっかりできています。
すべての人に平等に与えられた時間を有効に使えるようになるために、まずはタスク管理を身につけましょう。
こちらは書籍だけで十分のため、自己投資額は数千円です。
タスク管理を極めるために参考になるおすすめ本7選を紹介していますので、ご覧ください。
論理的思考力の勉強をする
システムエンジニアにとって論理的思考力(ロジカルシンキング)は必ず必要なスキルになります。
- 顧客の要望を要件定義としてまとめる
- 要件定義をシステム化するための設計書に落とす
- プログラムのクラス設計を行う
- カバレッジの高いテストケースを作る
これらの作業にはすべて論理的思考力が必要です。
論理的思考力とは、複雑なものを整理し、シンプルにしていく思考方法です。
システムエンジニアの仕事は目に見えないものを見える化することが非常に多いです。
お客様だったり、プログラムだったり、エンジニアに対して分かりやすく整理する必要があります。
論理的思考力を身につけると、かなり汎用性は高く様々な仕事に活きてくるため、SEになったらまず取得したいスキルの1つです。
論理的思考力の初学者に分かりやすい書籍を紹介しておきます。
コミュニケーション力を身につける
システムエンジニアは1日中パソコンに向き合ってプログラミングや設計書作成をしているイメージがありますが、できるSEは全員コミュニケーション力が高いです。
- チャットやメールでの簡潔なテキストコミュニケーション
- 快く引き受けてしまう仕事の頼み方
- ついつい協力したくなるヒアリング力
これらはできる人が元から持っている能力ではなく、身につけることができるスキルです。
コミュニケーションスキルは体得していく必要があるため、なかなか本を読んだだけでは身に付きません。
本気でコミュニケーションスキルを高めたいのであれば、コミュトレ
自己投資としては安くないですが、一度身につけると一生の武器になります。
まずは無料診断で自分のスキルを可視化してもらい、自分にあったアドバイスがもらいましょう。
行動力を付ける
できるシステムエンジニアは必ず行動力があります。
行動力があるとは、何もリーダーシップを発揮してメンバーを率いるとか、自ら先頭に立って困難に立ち向かうとか極端な行動力ではありません。
例えば、以下のような簡単な行動です。
- 気になる書籍を見つけたときに買ってみる
- 会社で案内のあった研修を受けてみる
「自分の役に立つかどうか分からないから、躊躇した上でやらない」という選択をしていると、成長はできません。
できるSEは、結果が悪かったとしても得るものはあると、「やる」方に舵を切ります。
- 書籍は役に立たなかったけど、判断する目を養えた
- 研修の内容はつまらなかったけど、参加者と仲良くなった
このような小さな動を繰り返すことで、経験が貯まりスキルとなっていきます。
ここでは論理的思考力で紹介した「1分で話せ」の著者でもある、ヤフーアカデミア学長、グロービス講師など様々な肩書を持つ伊藤羊一さんの著書を紹介します。
システムエンジニアに必要なスキルとは。何から勉強すれば?まとめ
いかがだったでしょうか?
この記事では、システムエンジニアに必要なスキルを取得するために何から勉強したらよいかという問いに対して以下の5つを紹介してきました。
エンジニアとして、知識のベースを固めたいという方は情報処理技術試験の勉強をすることをおすすめします。
基礎を固めた後は、皆と同じスキルを満遍なく付けても埋もれてしまうだけです。
「個」で活躍したいという考えを持っているのであれば、自分に合ったスキルを尖らせていくほうが得策です。
ミイダス
自分の適性を知ったうえで、尖らせる方向を見出しましょう!
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実際私がすべての診断を試して、自己分析した結果を記事にしていますので、合わせてご覧ください。
- ITエンジニア歴24年(現役)
- マネージャー兼システムアーキテクト
- 副業としてネットショップ運営
- ITエンジニアのスキルアップネタを発信
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